なるとの由来?

萬屋の屋号を探している時に、鵺の“なると”、もとい、香札に使われていたデザインの元ネタらしき図案を見つけました。
雷(稲妻)紋です。


家紋World 播磨屋さんの詳細ページ


こんなところも、ちゃんと意味を考えているんですかねぇ〜。雷獣==稲妻紋。しかし香札を麻雀牌、いや、積み木にしてしまう発想は…うーん。一体、誰の(笑)


DVDのジャケットも呪符で覆われていると捉えると、アヤシサ倍増です。
まあ吉祥文様の意味もぜんぜんありますから。


京都掛札 雷格子


http://park2.wakwak.com/~hero/
「祭りだ!屋台だ!」(ガイダンス内→Guidance2→屋台の模様 の 雷模様)


ちなみに日本三大呪符紋というのがありまして、直違紋、十字紋、蛇の目紋を指すという。
http://www.mmjp.or.jp/tajimamori/
菓子司 田道間守(たじまもり)(「家紋探訪」→直違紋)


呪符といえば慈恵大師(角大師)の護符、ドーマンセーマン(ペンタグラム、五芒星)やら太極図(陰陽)、卍といった有名どころが思い浮かびます。家紋もシンボルですから当然意味を伴っているわけで、お札にしてペタっと貼ったりしたんですねぇ。組み合わせて文章?も作れた。火の用心の護符などもたぶんそうなんだろな。


家紋のイコノロジー、みたいな記事ありませんかね。卒論のお題目みたいですが。書くとしたらこんなエンジンが役に立ちそう。
http://www.kotoba.ne.jp/
(文字やグリフの辞典→シンボル辞典)