2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

自分語り

ちょっと自分語りになりますが、ふだんならハルカナやグリ日記にでも書くんですが、今夜はココに。 ある一握りのミュージシャンは、その作品をとおして、私の心身を構成する基幹となる。憧れでアタマから成りきるワケではない。が、あのひとがこう歌ってた……

小説:凧、後編公開(完結)

しました〜!! そういえば、オリジナル小説の発行は、とうとう、なくなってしまいましたね…。予約していませんでしたが、本屋さんに注文して心待ちにされていた方もかなりいたのではないでしょうか。 個人的には地味にショックでした。こうゆうことは、頭で…

とりあえず海坊主背景ネタっぽいのひとつ

そうだ、某ブログさんで海外の浮世絵展のご紹介をされていて、そのポスターに「海坊主」背景のフクロウの、相方っぽいのを見つけました。 (フクロウふくろうって、ミミズクだってばよ。まあいいや) 今までフクロウの絵は「月夜 松上の木菟」にもう一羽描き…

もくじ

ひさしぶりに小説を書きました。 (3/27 後編アップ) 日記をさかのぼって読み進めて下さい。例によって、途中や後ろから読めてしまったら、ごめんなさい。前編 1(3/20付) 2(3/19付) 3(3/18付) 後編 4(3/17付) 5(3/16…

╋╋・‥… 1 …‥・╋╋ 石蹴りをする子どもが、ひとり、また一人と、日暮れの小道を辿って、家族の元へ帰ってゆく。 夕陽の斜めの光は、郷愁の念を起こさせる。仲間たちが遊びの輪を抜けていく中、いつの世でもまだ遊び足りないというような子が、ひとりふたりは…

╋╋・‥… 2 …‥・╋╋ 次の日も、薬売りは村にいた。 村人に薬をさばいて、話を聞いたり、二つの屋敷の前を、幾度か訪れたりした。 たしかに今は、あまり村人は寄りつかない処であるらしい。とはいえ、どちらの家もきちんと跡目を継いだ者がおり、村の要職に就い…

╋╋・‥… 3 …‥・╋╋ 「ある日、叔父の屋敷の屋根から、凧が上がっていました」 女は深くため息をつき、空を見上げた。高みを映した瞳が、水面のように揺れた。 「あれを見ると、あのときのなんとも言えない気持ちがありありと蘇りますわ」 「叔父さんが、凧を…

╋╋・‥… 4 …‥・╋╋ 「袖すりあうも他生の縁、と申します」 とある森の外れであった。小さな焚き火を囲み、数人の男たちが座っていた。仲間のひとりが足を痛めて、野宿することになったという。薬を商う帰りの一行で、それぞれに付近の町や村へ散らばったあと…

╋╋・‥… 5 …‥・╋╋ 「お前にも一族にも迷惑をかけた。あいつが…弟が死んで、目がさめた。悔やんでも悔やみ切れない」 男の両眼から涙があふれた。 「わしらがこんなふうだから、お前の縁談もついにまとまらなんだ。何にもまして辛かったが、それでもあいつが…

解説

本編をまだお読みでない方は、以下のリンクで一気に読めます ☆☆☆ 短編小説『凧』もくじページへ ☆☆☆ (4/6一部修正) ╋╋・‥… 長い解説 …‥・╋╋

妖精さん。のなごり。

合成! 拙いもんですが、これがやりたかった…♪ 白ヌキも綺麗にできてませんが、時間・財力切れ。 通算(約)138枚目。お疲れさまでした。 おまけの単体