弥生/竹久夢二美術館へ行ってきました

先日、
このような
記事をあげた後に、今現在都内で「かいちの作品展示」をやっている事に気づきまして…。
ひとつのエントリを立てるときは、少なくともググらんとダメですね。新作発見のニュースもしっかり見落としたし。
というわけで、反省も込めて美術館へ足を運んできました。


弥生美術館・竹久夢二美術館HP

弥生美術館■夭折の挿絵画家 小林秀恒


竹久夢二美術館
竹久夢二 乙女によせるメッセージ 展〜絵と詩で紡ぐロマンチシズム〜
小林かいち 特別展示
  場 所:竹久夢二美術館1階 出口壁コーナー
  ※作品は前・後期で展示替えをします。
   (前期:1/3〜2/8 後期:2/10〜3/29)


  会期:いずれも2009年1月3日(日)〜3月29日(日)
  ※会期中は1/12(月・祝)開館、1/13(火)閉館

感想は以下。


展示内容は、昨年初春のと…(メモらなかったのでよく覚えていない…)
ただし、この展示自体が以前に拙ブログでも追記した新刊「甦る小林かいち―都モダンの絵封筒」
甦る小林かいち―都モダンの絵封筒
の出版に併せたとのことなので、同書掲載の作品を扱っています。
前期の展示はセット数にして14(推定・後述)、個数にして80余り。HP表記どおりですが、いかんせんモノが小粒のためきわめてコンパクトなスペースに収まっています。去年の展示を御覧になった方はわかると思いますがアレよりさらにコンパクトです。


目録が知りたい方はこちらへ→拙ブログ別館「遥かなオズ」


つまり「甦る〜」を購入されれば図録は十分カバーできますが、今回の目玉はニュースにもあるとおり、しおりセットです。これはさすがに図録にありません。
1/23日付 MSN産経ニュース記事
上記記事の画像の品のほかにもう1セット、アクロバティックな二人組のシルエットを描いたやはり4枚連作のしおりセットが見れました。
後期展示はすべての作品が入れ替わるようですが、しおりセットはどうだろうか。尋ねるの忘れた。


なお、上のほうでセット数を「推定」と書いたのは、展示のしかたでそのように見えたものの、果たして本当に当時販売されていたセット内容なのか、いまいち分からなかったため。残念ながら「甦る〜」では確証がえられませんでした。レターセットの中身なんて買った本人にしか分からないところがあるので、これも特に学芸員に尋ねたりはしませんでしたがたぶん合っていると思います。絵柄でだいたい区別つくものですし。


今回の展示はすべてが良くておすすめです。弥生/夢二美はお好きな方には常に良いところでありましょうが、小林秀恒特集も、夢二の乙女絵特集も、今回は個人的にはとびぬけて面白かった。すべてひっくるめておススメします。


また、1/31からは「切手の博物館」で、夢二やかいちの絵葉書の展示が。
特別展 麗しき日本絵葉書展〜ハイカラ・ロマン・モダンの絵葉書〜
会期:2009年1月31日(土)〜2月15日(日)
ちなみに、弥生/夢二美術館にて「甦る小林かいち」を購入すると、「麗しき〜」の招待券をプレゼントという特典がありました。ただし私自身は購入しなかったので、ご自身で足を運び、確認のこと。開催場所も異なるし、期間も短いので、もし行かれるなら気をつけて。