ダミヤが可哀相だと思う人のために
彼が死なないエンドをひねり出しました
★ ★ ★
シュナンと手に手をとりあうセイミヤ。
幸福そうなふたりの背中をじっと見つめていたダミヤは、聖なる山々に目を転じながらふともらした。
『…私は国を…この国を守りたかった。何ら恥じることはない。聖なるものを謀ったつもりもない』
その呟きにこたえるかのように、風にのってどこからか、男のささやくような声が聞こえた…
『そうさ、これがアンタの守ってきたものだ。よっく見るがいいさ…』
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彼が死なないエンドをひねり出しました
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シュナンと手に手をとりあうセイミヤ。
幸福そうなふたりの背中をじっと見つめていたダミヤは、聖なる山々に目を転じながらふともらした。
『…私は国を…この国を守りたかった。何ら恥じることはない。聖なるものを謀ったつもりもない』
その呟きにこたえるかのように、風にのってどこからか、男のささやくような声が聞こえた…
『そうさ、これがアンタの守ってきたものだ。よっく見るがいいさ…』
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