DVD「鵺」発売。

イキイキ亡者の顔も、すっかり見慣れてしまいました。
昨今の販売ソフトに付き物の「修正」。いちばん目立つ修正はやはり薬売りのビジュアルでした。

  • 大澤が最後に香を聞いた後、「ああ!」と言うシーン

   着付けを直している(笑)
   「申し訳ありません…」と続くシーンでは眉毛をひょこひょこ動かしている
   伏し顔での上目遣いを強調し、確信犯的印象を深めている

  • 大澤がのたうつるのを見守る(鬼畜)シーン

   ぽやんとした女の子っぽい丸顔をしっかりと修正。
   着膨れてパンと張った胴の感じを出して前後の画と違和感を無くした。
しかし、顔の向きを変えた後の髪の毛の感じだけは、見慣れた修正前のも好き。

本放送では時間がなくて直せなかったというのが実態ではないでしょうか。
けど個人的には、マヌケで笑える薬売りの伸びた顔も、むしろ怪・化猫との(数少ない)直系的な縁を感じさせるので、けっこう好きでした。ちゃんとした画はあっちで見直せばいいんですから。
「のっぺらぼう」の津波警報と同じく、今では本放送録画時の、ちょっとしたプレミアみたいなものと捉えてもいいと思います。
あまり気づくほうじゃありゃしませんが、前編と後編では半井はんの顔が違うのが気になっていたので、今回はわりと頑張って見比べてみました。
ソレは。ま当たり前とはいえ…前半の連中は整って(?)たなー。あと、前編は「手」の表現に本当に感動した。