歌舞伎のびっくり
去年の11月にこんな記事をあげましたが、先日、本屋に行ったらなんと新刊(姉妹刊?)が。
←こちら。
さっそく拝見。
- 作者: 君野倫子,市川染五郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/01/07
- メディア: 単行本
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では「びっくり満喫」から、面白いなぁと思った記事をつまみ書き。
「常盤御前」(P10)…の、つけている前ざし(前髪のかんざし)が、お姫さまかんざし。垂髪?に前ざしが、歌舞伎や狂言の常盤御前なんですね。武家の若い女性ということ?
「切られ与三」(P15)…の役者さん、白粉塗った身体にさらに「傷あと」を描きこんであります。いや成程びっくり。なんでも、全身に34もの傷がある男だそうですが、綱帯はしめてません(笑)。こんな役柄もあるんですね〜。
「かさねの襦袢」(P56〜57)…紅葉を散らした襦袢を、ヒロインかさねが斬られたさまに見立てています。これ…写真でも感動です、舞台で見たらさぞ迫力、綺麗だろうな…いいなぁ…。